2013年01月18日

GSユアサ、ジュール熱で炎上

 最新鋭機のB-787が飛行禁止処分を受けました。 電源のリチウムイオンバッテリーが異常発熱し、破壊された為に飛行できなくなる危険性があるとの事でした。
 リチウムイオン電池は過充電によりリチウムイオンが金属として析出する欠点があります。 この析出の際、針状に析出するので、セパレータを突き破り、反対極に触って短絡し更に大電流が流れ、有機溶剤である電解液や、負極に使用されている黒鉛が燃え始めます。
 ユアサのリチウムイオン電池にはこの様な事故が起こりにくい極材を使用しており、安全性に関しては絶対の自信を持っていたのでした。 ユアサのHPにはその様に書いてありましたが、1セルの性能は3.5Vで50Aの充電が可能との事です。 蓄電量を増加させるために、巻回型にして表面積を稼ぐやり方は乾電池でお馴染みですが、ユアサのLIバッテリーは陸上のトラックの様な長細い楕円形になっています。 この形式は1セル当たりの電気量が大きいので少ない個数で済みますが、放熱性に欠点があると考えています。
 LIバッテリーの形式はもう1つラミネート型と言って、1セルがボンカレー型電池を数個をパッケージとして組み合わせる物で、お馴染みの電気自動車リーフに使用されています。 このタイプは電気量を稼ぐ為に多数を必要としますが、充放電性や放熱性に優れています。 電気自動車の様に使用電気量の変動が大きな物にはマッチした物と言えます。
 さて今回事故を起こした電池ですが、充放電時のジュール熱で発熱した熱が、冷却が不十分で蓄熱し容器が膨張させて破損し、その後電解液が流出して黒鉛が発火し、有機電解液が燃え出した。と推測します。
 低電圧且つ高電流下では導電性が高い金属でさえジュール熱(電流が大きいと二乗で発熱)を発生します。人工的に黒鉛の耐火物を作る際はアチェソン炉と言って非常に低い電圧で大電流を流す炉を使用しますが、これと似た様な事が起こったのではないかと想像されます。 巻回型のLI電池は電気量を増やせるので、各メーカー共採用しているのですが、この事故で今後ラミネート型が注目されるのではないでしょうか。
 
posted by きつね at 22:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月10日

新年のご挨拶

 2013年がスタートしました。 悪夢の野田民主党から、最悪の安部自民党に大きく路線変更です。
第3極は乱立して烏合の衆と化し折角の投票が死に票と化してしまいました。 現在の国会議員は憲法違反状態での立場である事を認識し、声なき国民の為に汗を流して下さい。
 さて、今年はユーザーに量産型サンプルを提出すべく、量産(と言っても2000u/月)設備の整備と運用技術を確立してまいります。 又、岐阜県の紙研究所には無い樹脂含浸装置及びカレンダー装置も揃っており、殆どの紙の試作が可能です。
  
posted by きつね at 18:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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